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とうとう鹿児島にやって来た。

俺的には47都道府県中、

一番最後に踏み入った土地ということになった。

 

もちろん今回も

酒と美味いもんが絡んでいるわけだが、さて。

せっかく写真を撮ってきたので、

自慢がてら貼り付けてみようと思う。

 

 


 

 

4月3日

桜はピークを少し過ぎた頃合で、寒すぎず暑すぎずの、比較的すごしやすい時期の訪問となった。

思った以上に、特別暖かいというわけでもない。

でも太陽光線は直截的でとげとげしさが有り、

陽の射す場所でじっとしていると、いかにも南国を実感させる。

 

 

九州新幹線が開業したばかりであり、

「西鹿児島」から「鹿児島中央」と名を変えた駅は、なにかのセレモニーが行われていたり、

地元高校生のバンドがラルクアンシエなんとかというバンドのコピーを披露していたり、

ママさんコーラスが子守唄のような歌を合唱していたりと、

まるでグッチャグチャに具をぶち込んだ大きな鍋をでっかいシャモジでかき回しているような、

混沌と騒動の渦のうねりを感じさせた。

まあ早い話が、遠目に見ていて 「ははぁーん、、、グダグダやな。」 みたいな。

 

まずお昼ご飯は、ラーメンを食おうということになり、

前もってネットで調べたときに評判を得ていた「和田屋」というお店へ。

写真は撮ってないので、参考として解説してるページへリンクを張っておく。

ここでは正油(しょうゆ)ラーメンと、サッポロ黒ラベルの中瓶を。

ラーメンの味は、とんこつの土地ということで結構こってり系を想像していたんだが、

野菜がたっぷりのっていることもあるせいか、全然あっさり。まるで塩ラーメンみたいだ。

麺は中華そばのような食感。評判が良い割りにはそんなに…って感じ。

まあ俺流のラーメン評は、そんなに信憑性が高いわけではないことを付け加えておく。

 


 

さて夜になり、いい時間になったところで、鹿児島の郷土料理と地の焼酎を攻めるべく、

小料理屋「ま佐」へ。(写真は、次の日の昼に撮りに行ったもの)

今回の旅行は良いお店にばかり巡りあえたんだが、

そのなかでも非常に良い店だった。

まず生中を飲み、料理は地の物をおまかせで注文した。

最初につけ揚げ(さつまあげ)。

揚げたてのせいもあるだろうが、香ばしさと甘みが絶妙。

次に出てきたのはお刺身盛合わせ。

とくに地元の名産である”首折れサバ”は、

良い具合に脂がのり、サバの味が濃厚。それでいて


臭みがなく、焼酎に大変よく合う。もちろんタタキとかじゃなくて、正真正銘の生。全生。

他にも、にがうりと卵の煮物とか、とんこつ(豚の角煮のようなもの)などを食しながら、

お酒は焼酎を薦められるままに飲んでいく。

石の蔵からという焼酎は、加水して度数を低くしてる銘柄らしく、

ロックで飲んでも水割りで飲んでるような、飲みやすいまろやかな味わい。

次に三岳(みたけ)という銘柄の、特別ブランドである愛子というやつを飲む。

皇太子の子供にちなんでつけられた名前ではなく、

皇太子の子供が愛子と名づけられたため全国から注文が殺到して話題になったとのこと。

石の蔵からに比べるとずいぶん芋臭さが強く、強烈な印象度を残す。

しかしこれでもそんなに臭いほうではないという。なんて土地だ。

4杯目にして初めて自分で銘柄を指定してオーダーする。島美人

3月6日の飲み日記にて、京都のこがんこで飲んだ銘柄なので、知っていた。

しかしこれがまた強烈に臭い。ていうか強い。でも料理に合う。2、3口飲んで慣れてきた。

おいおい、美味しいよ。でも酔いが急激にまわってきたぞ。

料理も、一皿あたりの量が多いため、5〜6皿食べて腹も苦しくなってきた。

というわけでお勘定をお願いしたんだが、店の女将さんの話に付き合ってるうちに

どうしたことか他の銘柄の焼酎を飲ませてもらうことになった。

出てきたのは魔王れんと

魔王っていうのは、今の焼酎ブームの頂点に、森伊蔵や村尾や伊佐美らとともに君臨する

希少銘柄のひとつなんだが、これをタダでご馳走してもらった。もう結構酔っ払ってるのに。

一口飲んで、「これが本当に芋焼酎か?」と驚く。上品な香りが楽しいお酒。全然臭くない。

れんとのほうは芋ではなく黒糖が原料の焼酎で、やはりこちらも臭さはなく、

でも芋に比べると独特のコクが感じられる、不思議な味わいのお酒だった。

 

カウンターに座って、店の女将さんや大将と喋ったり、カウンターにずらりとお客さんが座ってたりで

写真を撮れるような雰囲気でもなかったし、また、撮る気もなかった(飲み食いに忙しくて)。

今にして思うと、やっぱり撮っておけば良かったんだよな。残念残念

 

 

だいぶ酔ったとはいっても、やはりせっかく旅に来たからにはBARもおさえておきたい。

というわけで、ホテルの近くの「ハイブリッジ」というバーでとどめの飲み。

この店のHPがあることを今はじめて知ったわけだが、まあそれはいいとして、

まずジンリッキーを飲み、連れがほとんど口をつけずに残したダイキリ、とどめにギムレット。

たくさんモルトが置いてあったのに、とても楽しめるような精神状態じゃなかった。(酔いすぎて)

多分良いバーなんだろうけど、店の内装がスナック崩れな感じがやや残念だ。

ふらふらになりつつホテルへ帰る。

 


 

4月4日

鹿児島中央駅の地下道にあった、

長渕剛直筆による壁画

 

市営バスに乗れば『長渕剛詩画展』の広告ポスター。

街を歩けば『長渕剛・桜島オールナイトコンサート』の貼り紙。

ブチさんの出身地なんだな、鹿児島は。

だからなんだって事はないんだけど。

 


2日目の昼食は、駅の近くにあった

魚料理・郷土料理の店「魚庄」。ぱっと見、みすぼらしい印象で、

値段だけボッてるインチキ漁師の店ちゃうんかい、

とか2人してひどいこと言ってたんだが

結局入ることにした。結果的には大正解。

 

 

 



連れが頼んだ「刺身定食」。どの魚もこの日の朝に釣ってきたのがウリらしく、

確かに美味しい。刺身盛りの右上にある光り系のものは、

やはり鹿児島の名物である”きびなご”だ。俺的にはちょっと苦手な食感。ゼリーみたいだった。



俺が頼んだ「とんこつ定食」。上にも書いたが、見てのとおりいわゆる角煮だな。

特徴としては、甘めの味付けだということ。ちなみに鹿児島は刺身の醤油も甘めである。

連れなんかはこの甘味の醤油にあっという間に慣れたようだが、

俺は結局慣れるところまではいかなかった。

昨晩食べたとんこつに比べ、味付けは若干劣っていたが、

肉の食い応えはここのほうが勝っていた。ちなみにどちらの定食も¥1,000(税込)

 

 


 

 

さてお楽しみの夜の時間。

ホテルより徒歩1分のとこにあった「薩摩ぢどっこ亭」。

薩摩地鶏を食らいながら焼酎を豪快に流し込めるという

夢のようなお店である。

いや、結構こぎれいなお店なんだけど。

 

ここでもついいつもの癖でカウンターに座ってしまったため、

写真は撮れなかった。だって、恥ずかしいじゃないか。

 


食い物はまず刺身(もちろん鶏の)の盛合わせから始め、鶏皮のポン酢和えや唐揚、

そしてなぜかお薦めメニューだったボタン海老の刺身(ほとんど連れが食べてた)とか、

トロロとオクラに地鶏の生卵を落としたもの(ほとんど連れが吸い込んだ)など。

しかしなんといっても猛烈にウマかったのは地鶏の塩焼き。

感じとしては、去年の12月25日の飲み日記で書いた梅田の「まんとく」で食ったものによく似ているんだが、

鶏の、くどすぎない脂の香り、ほどよく引き締まった肉の固さ、

炭で焼かれてるからだろう、身は黒く変色してるんだが、その炭の香りが醸すコクと苦味、

味付けは塩を振ってるだけだと思うんだが、この塩加減がまた絶妙。肉の甘味が引き立つ。

とにかくもう、えげつなく美味い。(゜д゜)ウマー

 

ここでもまず生中から飲みはじめ、2杯目からは焼酎へ。

最初は麦焼酎田苑。飲みやすく、食が進む。やっぱり俺は麦焼酎のほうが好きだ。

3杯目から芋焼酎を頼んだんだが、銘柄を忘れてしまった。あまり美味くなかったか、印象が薄かったということか。

4杯目は黒霧島というラベルの格好いいやつ。これはそこそこ(芋の香りが)濃厚で、

芋焼酎らしい芋焼酎というか。結構美味いんだけど、いまいましくはないが芋々しいって感じで、

お気に入りとまではいかない。しかしメニュー表には、この酒がこの店の一番人気だと書いてあった。

最後にさつま白波。おそらく、麦焼酎で言うところの”いいちこ”のようなポジションを、

鹿児島県内で獲得している芋焼酎がこいつだと思われる。

とにかく街を歩いてて、この白波の看板がいちばんたくさん有ったと思うし、

どの店にいってもまず置いているトップブランドだろう。値段的にも安い部類だし。

で、あえてこれを最後に飲もうとビールを飲みながら考えていた次第。

味は、特別個性が強いこともなく、でも芋のよい香りもそこそこあるし、ちょうど良い。けっこう好きかも。

ていうか、これは美味いな。うん。 この酒の良い点は、例えるならば、

トヨタカローラのような。

NECのパソコンのような。

宇多田ヒカルのベストアルバムのような。

「よく判らんならこれ選んどけばとりあえず間違いないだろ」っていうような安心感があるところだ。

こういう酒は簡単そうで、実は奥が深いんじゃないかな。この酒なら何杯か続けて飲んでもいいと思う。

最後にお茶漬け代わりに鶏飯(けいはん)という、鶏ダシぶっかけご飯を食う。

この鶏飯っていうのは、奄美大島の宮廷料理である。鶏飯食う人おけいはん。

これがまたとても美味しい。ネットで拾ったイメージ図→

たっぷり食って、良い感じに酔って、2人で¥10,000と少し。

まあこの値段を高いと感じるか安いと感じるかは人によって違うだろう。

ていうか、刺身と鶏の塩焼きの2つだけちょっと贅沢して高グレードのものを選んだので、

この二品目だけで¥4,000くらいしとるんだけどな。

 

 

 

 

2軒目はぶらぶら歩いてるうちに見つけた、

パチンコ屋の向かいにあったバー「ルーブル」。

 

この次の日の昼間にやはりぶらぶら街を歩いてるときに

この店よりもよさげなバーがたくさんあることに気づいたんだが、

まあ行き当たりばったりも旅の楽しみのひとつなわけで。

でもちょっと悔しかったりするわけで。

 

まあ安かったし、そんなに文句いう気もないんだけどね。

ジンリッキーを飲んで、ソルティドッグ、クラリッジ、ギムレット、マティーニ。

ここまで飲んで相当酔っ払ってきたので、ちゃんとホテルに帰り着くためにもここでお勘定。

カクテルの味は美味くもなく、不味くもなく。まあ良心的な店である。

結局鹿児島ではウィスキィを1杯も飲まなかったんだな。

 


 

4月5日

――鹿児島の空は、高く、それでいてどこまでも青い

 

とかそんなバカなことを考えながら、

この日の昼食はぶらぶらしてるときに目に付いた

豚とろラーメンというラーメン屋。鹿児島ラーメンの食い納めだ。

いま検索して知ったけど、けっこう有名な店なのかもしれない。

確かに行ったときも結構いっぱいだったけど、

並ぶようなこともなく、すぐに座れた。


初日に入った「和田屋」よりは美味しいと感じた。スープはやはりとんこつだが、

臭みがまったくなく、華麗な飲み口。

店名が指すとおり、チャーシューの代わりにトロトロに煮込まれた豚肉が乗っている。

この肉は好き嫌い分かれるところだろうが、俺は結構好きです。おいしかった。

この店では酒は飲まず。

 

 

夕方になり、約1時間かけて空港へバスで向かう。

コンビニで缶ビール2本とこれを買い、バス内で飲む。

写真はモルツの九州限定ラベルで、

「つばめ、翔ぶ」と書かれている。

時速200キロの味に心地よく酔いながら、空港へ。

 

ちなみに麦風のほうは、初めて飲んだけど

ちょっと水っぽいビールって感じか。とくにお勧めはしない。

 

 

 

空港にて、時間が少し浮いたので、空港内レストラン「ロイヤル」にて、

さつま一本儀という芋焼酎を、さつまあげを肴に飲む。

ちょっとスパイシィな感じの、すっきり系な飲み口。

のんびりと、旅の残り香のようなものをまとう空気を楽しみながら、

ちびちび味わって飲んでたら、出発時間がけっこう近くなっていて、

場内アナウンスで名前を2回ほど呼ばれるハメに。





おまけ・極私的焼酎(゜д゜)ウマーランキング(左にいくほどウマー)
白波>>島美人>魔王>>>石の蔵から>田苑>黒霧島>>他

 

 


 

 

大阪に帰ってきて、ちょっとだけ飲んでいくかということになり、

新梅田食堂街の「たこ梅」というおでん屋で、軽くビールをひっかけ、麦焼酎の水割りを飲む。

なんだか由緒のある有名店ということをあとで知ったんだが、

おでん屋のおでんにしてはけっこう割高な印象。たこの甘煮とトウフとこんにゃく。まあまあ美味しいかな。

とどめに「ハーバーイン」に向かい(旅行カバンを担ぎながらあの店に入るなんて、酔ってなきゃ出来ない芸当)、

シーガルを飲んで、ボウモアとラガヴーリンをロックで。

連れのほうは、ガルフストリーム、ギムレット、ベルエール。  ふぅ。

 

 

 

 

芋焼酎をたくさん飲んだせいか、帰ってきて2、3日のあいだ腸がやたら活発になり

屁がたくさん出て困った。これがほんとの =つまらない旅行記= というわけで、

オチと肛門にしまりがなくて申し訳ない。

 

 

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